24 V出力可能なAWG(任意波形発生器)をM2pシリーズに追加
SPECTRUM社は大振幅信号発生が可能な6機種のAWG(任意波形発生器)を新たに追加しました。
SPECTRUM社は、PCIeカード型任意波形発生器(AWG) M2p.65xxシリーズに新たに6機種を追加しました。新機種は1MΩ負荷時で±12 V、50 Ω負荷時で±6 Vの振幅の波形発生が可能となるように出力範囲を拡大し、製品ラインナップの幅が広がりました。
この出力範囲を実現するために増幅回路が追加され、ヒートシンクもより大きなものになっています。その結果本体はPCIeスロット2枚分と少しだけ幅広になりましたが、長さ方向では168㎜のままとなっています。この小さなサイズで概ねどのPCにもフィットでき、パワフルで柔軟性に富んだ波形発生器となることができます。
M2p.65xxシリーズAWGは最新の16ビットDAコンバータを使用し、700 MByte/sの高速PCIe x4インターフェースを備えています。出力アップデートレート40 MS/s のM2p.654xシリーズと125 MS/sのM2p.657xシリーズがあり、両シリーズ共1、2、4チャネルの選択が可能です。