『製品の紹介』カテゴリーの投稿一覧
M5iデジタイザに3つのストリーミング速度を選択できるモードを追加、主にラップトップPCと接続できるドッキングステーションの紹介、アプリケーション例の追加
M5iデジタイザ「のストリーミング速度を選択できる3 つの動作モードを下記に示します。
https://www.imt-elk.com/degi_cat/pcie
・標準モード: 最大ストリーミング速度 1 x 6.4 GS/s または 2 x 3.2 GS/s。収集した12ビットデータを2バイトデータとして格納。
・8 ビットモード: 最大ストリーミング速度 1 x 10.0 GS/s または 2 x 5.0 GS/s。収集した12ビットデータを8ビット (1バイト)データとして格納。
・12 ビットパックモード: 最大ストリーミング速度は 1 x 8.0 GS/s または 2 x 4.0 GS/s。各々収集した12ビットを3 バイトデータとして構成し、格納。この 3バイトデータを構成するには、ソフトウェアによる変換が必要。このモードを使用するには、 M5iデジタイザが隣り合って挿入されている必要があります。
ラップトップPC用の小型拡張ボックス(ThunderboltⅢ或いはⅣインタフェース)を紹介しています。
https://www.imt-elk.com/expansion-unit
カタログ2024年版発行と上記追加情報、アプリケーション例(AWGのDDS機能関連)の追加に伴い
https://www.imt-elk.com/appexample/application-lists
https://www.imt-elk.com/appexample/page/5
ホームページにその内容を追記し、下記リーフレットとハンドブックをrenewalしています。
Spectrumカタログ2024日本語要約版rev1.1
https://www.imt-elk.com/introduction/spectrum-catalog-2024-japanese-edition
ハンドブック, オシロスコープとデジタイザはどう違う?ver22
https://www.imt-elk.com/introduction/handbook-different-of-dso-and-digitizers
Spectrumアプリケーション2024_rev1
https://www.imt-elk.com/appexample/spectrum-application-leaflet-2024
Spectrum Catalog 2024を発行しました
Spectrum Catalog 2024を発行しました。
DDS(Direct Digital Synthesis)機能、DPG(Digital Pulse Generator)機能他を追加しています。
Kaiserslautern工科大学、スペクトラム社の新しいDDSファームウェアオプションで量子コンピュータ開発を加速
スペクトラム社のAWGカードを光ピンセットとして使用し量子ビットとして機能する原子の配列を行う
デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、RPTU Kaiserslautern工科大学が同社の新しいDirect Digital Synthesis(DDS)ファームウェアオプションの使用により量子コンピュータ開発を加速させたことを発表しました。量子コンピュータを作る方法は数多くありますが、Rymax Oneの共同研究において、RPTU Kaiserslautern工科大学は、量子ビットとして機能する単一原子の配列を作るというアプローチを採用しています。この方法では、各原子を正確な位置に転送し保持することが課題となりますが、各原子にレーザを照射し、それをレーザビームの中心にトラップすることにより、光ピンセットとして効果的に機能させています。しかし、ビームの各動作を1つずつ制御するには、従来の方法では大量のプログラミング、及び膨大なデータが必要でした。今回、スペクトラム社の新しいDirect Digital Synthesis(DDS)ファームウェアオプションを使用することにより、時間のかかる大規模な配列計算を行う代わりに、開始と停止のパラメータを定義するいくつかの簡単なコマンドでレーザの位置を制御できるようになり、大幅に改善されました。
「メトリー」で紹介されました
当社の「高速デジタイザ」、「データレコーダ(NETBOX)」、「任意波形発生器(AWG)」が、研究者・エンジニア向け製品・メーカー情報比較サイト「メトリー」で紹介されました。
当社製品掲載の「高速デジタイザ」のページはこちら
当社製品掲載の「データレコーダ」のページはこちら
当社製品掲載の「任意波形発生機(AWG)」のページはこちら
メトリーについて
メトリーは「高速デジタイザ」、「データレコーダ」、「任意波形発生器」など幅広く様々な製品を紹介する研究者・エンジニア向け製品・メーカー情報比較サイトです。
エンジニアが製品やメーカーを比較、選定する際に役立つ情報を提示しています。
デジタイザ及び信号発生器用の高レベルなオブジェクト指向Pythonパッケージを提供開始
スペクトラム社は200を超える全製品に汎用性の高いPythonプログラミングを提供
スペクトラム社は、同社の現行の全てのテストおよび測定機器で利用可能な、新しいオープンソースのPythonパッケージ「spcm」の提供を開始します。この新しいパッケージにより、5MS/sから10GS/sまでのサンプリングレートを提供する200機種以上の全測定機器のプログラミングが、より迅速かつ簡単になります。Pythonは、そのシンプルさ、汎用性、柔軟性ゆえに人気を博し、プログラミング開発サイクルを大幅に短縮するライブラリやフレームワーク(NumPyなど)の広範なコレクションを誇っています。新しいspcmパッケージは、スペクトラム社のデジタイザ、AWG、デジタルI/O製品向けに特別に設計された高レベルのオブジェクト指向プログラミング(OOP)インタフェースを提供することにより、Python言語を最大限に活用することができます。このパッケージには、完全なソースコードと詳細なプログラム例が多数含まれています。spcmはGitHub経由で入手可能で、MITライセンスに基づき無償で提供されます。
スペクトラム社のデジタイザとAWGが次世代EPR分光計に採用
新しいEPR分光計の中心を担うスペクトラム社のデジタイザとAWG
デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)のデジタイザと任意波形発生器(AWG)が、Bridge12社の次世代EPR分光計に採用されました。電子常磁性共鳴(EPR)分光法或いは電子スピン共鳴(ESR)分光法は、核磁気共鳴(NMR)分光法に似ていますが、陽子などの核子ではなく不対電子の性質を調査する方法です。化学、生物学、材料科学、物理学の分野で、金属錯体や有機ラジカルの電子構造を調査するために採用されています。従来、EPR分光法では、巨大な電磁石が必要とされていました。これは1トンを超えることもあったため、多くの場合、地下室に設置されていました。米国ボストン近郊のBridge12社が発表した次世代EPR分光計は、現行の機器の約半分のコストで、大きさと重量が10分の1であるため、建物のどの階にも設置できます。システムの中心を担うのは、パルスを発生させる任意波形発生器(AWG)と、戻ってくる信号を捕捉するデジタイザの2台のスペクトラム社製カードです。
高速AWGのDDSオプションは、最大20個の正弦波を生成
最大400 MHz、20の独立した正弦波を発生器チャネル毎に制御可能
スペクトラム社は、最高1.25 GS/sのサンプリングレートと最大400 MHzの帯域幅を持つ、多用途の16ビット任意波形発生器(AWG)に対応する新しいファームウェアオプションをリリースしました。この新しいオプションにより、ユーザーは、AWGカード毎に23のDDSコアを定義でき、それらをハードウェアの出力チャネルへ割り振ることができます。それぞれのDDSコア(正弦波)では、周波数、振幅、周波数スロープ、振幅スロープについてプログラム可能で、1秒間に1,000万回のDDSコマンドの処理ができます。この機能の活用例として、量子実験でよく使用されているAODおよびAOMを介してのレーザー制御が、大規模なデータ配列の計算を行わなくても、いくつかのシンプルなコマンドを使うだけで可能になることなどが挙げられます。DDS出力は、外部のトリガイベント、あるいは6.4 nsの分解能を持つ、プログラム可能なタイマーによって同期させることができます。
DDSオプションは、M4i.66xx PCIeカード、M4x.66xx PXIeモジュール、ポータブルなLXI/Ethernet DN2.66xユニット、およびマルチチャネルのデスクトップLXI/Ethernet DN6.66xx製品の全範囲に適用されます。
製品紹介映像をご覧いただけます(5分):
雷研究にスペクトラム社の8チャネルデジタイザシステムを採用
デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)のADC(A/Dコンバータ)カードが、稲妻の生成の謎に迫る研究のためにデューク大学の科学者チームに採用されました。雷の稲妻が発生するメカニズムは複雑で、未だ完全には解き明かされていません。米国ノースカロライナ州のデューク大学では、カマー教授(Prof. Cummer)率いるチームがこの謎の解明に挑戦しています。稲妻は多くの場合、不透明な雲の中で発生するため、その中で何が起きているのかを見ることができません。しかし、稲妻が放つ閃光は、捕捉し観測が可能なUHF(極超短波)とVHF(超短波)の周波数帯の電波も発生させています。ここでの課題は、稲妻発生前と発生中の数秒間に膨大な量のデータを処理し記録しなければならないということです。デューク大学の科学者らは、この課題に対処するために、スペクトラム社のADCカードを採用しました。この研究の目的は、稲妻が生成される仕組みを理解し、その知識を活かして落雷の被害から建物を守ること、また気候変動が雷雨の発生件数の増減に関与しているかどうかを理解することにあります。
2024年 年初の挨拶
この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。
昨年は後半には、M5iシリーズのデジタイザ(最高サンプリングレート10 GS/s、帯域4.7 GHz、PCへの転送スピード12.8GS/s)を発売しております。
Spectrum製品のone page catalogとM5iデジタイザのyoutubeを紹介します。
今年も引き続き皆様のお役に立てる製品とサポートを提供して行く所存です。
宜しくご愛顧の程お願致します。