2023年10月の投稿一覧
スペクトラム社、最大16チャネルのGHz帯デジタイザシステムを実現
スペクトラム社、最大16チャネルのGHz帯デジタイザシステムを実現
デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)はこの度、新しく、最高10 GS/sの超高速サンプリングスピードでマルチチャネルデータ収集システムを構築できるユーザーフレンドリーなオプションを提供します。この新たなオプションStar-Hubは、当社のPCIeデジタイザのフラッグシップモデル(M5i.33xxシリーズ)を最大8台まで接続可能です。個々のカード間でクロックとトリガ信号が共有され、全チャネルにおける位相遅延とタイミングスキューを最小限に抑えます。Star-Hubは、マルチチャネルシステム内の任意のM5iシリーズのカードの1枚にピギーバックモジュールを取り付けることによりインストールされます。高い精度でマッチングされ、シールド処理された同軸ケーブルを用い、そのボードは各モジュールにクロックを分配し、トリガイベントをシステムクロックと正確に同期させます。
デジタイザでサンプリングレート10GS/sの連続データストリーミングが可能に
6時間以上に及ぶデータの保存と連続した信号処理をCOTS(市販の既製品)で実現
デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)はこの度、データ収集分野に新たなスタンダードを確立すべく、同社の主力デジタイザカード「M5i.33xx」シリーズに新しいストリーミングモードを追加しました。このモードが加わったことにより、これら超高速ADC(A/Dコンバータ)カードは、最大サンプリングレート10GS/sで連続的にデータを取得、ストリーミング、解析することが可能になります。また、この新機能により、エンドレスな信号処理が可能なGPUや、何時間でも記録し続けられるストリーミングシステムを構築するためのSSDアレイなど、COTS(市販の既製品)のPCテクノロジーと同シリーズデジタイザを併用できるようになります。