株式会社エレクトロニカ IMT事業部 株式会社エレクトロニカ IMT事業部

WHAT'S NEW

Ethernet接続で容易に制御可能な新しい超高速GHz帯デジタイザを発表

義肢を動作させるために使用される量子センサ

スペクトラム・インスツルメンテーション社(以下、スペクトラム社)は、ドイツの学際的コンソーシアムであるQHMIが、義肢に使用する特定用途向け集積回路(ASIC)と光集積回路(PIC)の設計に超高速デジタイザ(M5i.3357)と任意波形発生器(M4x.6631)を活用していることを発表しました。
義肢装具を制御するためには、体の電気信号を検知する必要があります。現在では、体内に電極を埋め込む方法が最も一般的ですが、侵襲的であることに加え、電極が劣化したり位置がずれたりするリスクがあります。ドイツのStuttgartを拠点とするQHMIコンソーシアムは現在、量子センサを使用して、超高感度の量子磁力計を体の表面に装着し、皮膚の上から非常に小さく高速な神経信号を測定するという、これまでとはまったく違ったアプローチで開発を進めています。現段階では、科学者たちは、スペクトラム社の超高速デジタイザ(M5i.3357)と任意波形発生器(M4x.6631)を使用して信号の特性評価を行い、最終的に必要な特定用途向け集積回路(ASIC)と光集積回路(PIC)を設計しています。
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スペクトラム社がPCIeインタフェースAWGカードのフラッグシップシリーズを発表

1チャンネルあたり50トーンのDDS信号発生器

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、96xxシリーズDDS信号発生器ファミリーを発売し、同社の製品群に新しい製品カテゴリーを形成します。この新しいDDS信号発生器は、1つの出力チャンネルに最大50個の正弦波キャリアを提供します。この機能により、エンジニアや科学者は、マルチトーンの正弦波信号を生成し、かつ個別に制御できる新たな選択肢を利用できるようになります。DDSとは「ダイレクトデジタル合成(Direct Digital Synthesis)」の略称で、純度の高い信号(一般的に正弦波コア、キャリアあるいはトーンとも呼ばれる)を生成する強力な手法です。この技術の特徴は、出力周波数の超高速な切り替えと精密な周波数分解能です。本製品シリーズにより、最大200MHzという広範囲の動作周波数をカバーする複数のトーンの生成が可能で、生物医学、通信、半導体、量子科学などの業界における、要求の厳しいアプリケーションに適した、唯一無二の機敏性を備えた信号源となります。製品紹介動画をご覧いただけます(5分)


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