株式会社エレクトロニカ IMT事業部 株式会社エレクトロニカ IMT事業部

WHAT'S NEW

2024.06.19

Spectrum Catalog 2024を発行しました

DDS(Direct Digital Synthesis)機能、DPG(Digital Pulse Generator)機能他を追加しています。

Kaiserslautern工科大学、スペクトラム社の新しいDDSファームウェアオプションで量子コンピュータ開発を加速

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ/以下、スペクトラム社)は、RPTU Kaiserslautern工科大学が同社の新しいDirect Digital Synthesis(DDS)ファームウェアオプションの使用により量子コンピュータ開発を加速させたことを発表しました。量子コンピュータを作る方法は数多くありますが、Rymax Oneの共同研究において、RPTU Kaiserslautern工科大学は、量子ビットとして機能する単一原子の配列を作るというアプローチを採用しています。この方法では、各原子を正確な位置に転送し保持することが課題となりますが、各原子にレーザを照射し、それをレーザビームの中心にトラップすることにより、光ピンセットとして効果的に機能させています。しかし、ビームの各動作を1つずつ制御するには、従来の方法では大量のプログラミング、及び膨大なデータが必要でした。今回、スペクトラム社の新しいDirect Digital Synthesis(DDS)ファームウェアオプションを使用することにより、時間のかかる大規模な配列計算を行う代わりに、開始と停止のパラメータを定義するいくつかの簡単なコマンドでレーザの位置を制御できるようになり、大幅に改善されました。

詳細説明(英文)
詳細説明(和文)

2024.06.05

「メトリー」で紹介されました

当社の「高速デジタイザ」、「データレコーダ(NETBOX)」、「任意波形発生器(AWG)」が、研究者・エンジニア向け製品・メーカー情報比較サイト「メトリー」で紹介されました。
当社製品掲載の「高速デジタイザ」のページはこちら
当社製品掲載の「データレコーダ」のページはこちら
当社製品掲載の「任意波形発生機(AWG)」のページはこちら

  

メトリーについて
メトリーは「高速デジタイザ」、「データレコーダ」、「任意波形発生器」など幅広く様々な製品を紹介する研究者・エンジニア向け製品・メーカー情報比較サイトです。
エンジニアが製品やメーカーを比較、選定する際に役立つ情報を提示しています。

デジタイザ及び信号発生器用の高レベルなオブジェクト指向Pythonパッケージを提供開始

スペクトラム社は、同社の現行の全てのテストおよび測定機器で利用可能な、新しいオープンソースのPythonパッケージ「spcm」の提供を開始します。この新しいパッケージにより、5MS/sから10GS/sまでのサンプリングレートを提供する200機種以上の全測定機器のプログラミングが、より迅速かつ簡単になります。Pythonは、そのシンプルさ、汎用性、柔軟性ゆえに人気を博し、プログラミング開発サイクルを大幅に短縮するライブラリやフレームワーク(NumPyなど)の広範なコレクションを誇っています。新しいspcmパッケージは、スペクトラム社のデジタイザ、AWG、デジタルI/O製品向けに特別に設計された高レベルのオブジェクト指向プログラミング(OOP)インタフェースを提供することにより、Python言語を最大限に活用することができます。このパッケージには、完全なソースコードと詳細なプログラム例が多数含まれています。spcmはGitHub経由で入手可能で、MITライセンスに基づき無償で提供されます。

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