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WHAT'S NEW

Spectrum社の「1つのボックスに収まった信号発生器とデジタイザ」に、4種類の新しい高速シリーズが追加されました

新しいhybridNETBOXは、より高速な信号の生成と収集を行えます

Spectrum社は、2021年1月27日に、4種類の高速モデルを追加してhybridNETBOXを拡充しました。 hybridNETBOXは、マルチチャネル任意波形発生器(AWG)とデジタイザを1つのポータブルユニットに組み込んだ革新的な計測プラットフォームです。 信号の生成と収集を同時に行う独自の機能を備えたこれらの強力なツールは、刺激応答または閉ループタイプのテストなどのアプリケーションに最適です。 現在、合計10種類のhybridNETBOXモデルが利用可能であり、2+2、4+4、または8+ 8のチャネルタイプと、40 MS/sから1.25GS/sまでのサンプリングレートを備えています。

 

新しいモデルは、2または4チャネルのAWGと同じチャネル数のデジタイザ構成の選択が可能です。 AWGは、最新の高分解能16ビットのデジタル-アナログコンバータ(DAC)を使用しているため、ほぼすべての波形を生成できます。 625 MS/sまたは1.25 GS/sの出力レートと、最大400 MHz(オプションで600 MHz)の信号帯域幅のモデルがあります。 625 MS/sのモデルは、最大±3Vの振幅の信号を50Ωの負荷に出力するか±6Vの高インピーダンス(1MΩ)負荷に出力するようにプログラムできます。 1.25 GS/sでのモデルは、±2.5Vの信号を50Ω負荷に出力或いは、±5Vで1MΩ負荷に出力できます。

 

信号収集の場合、デジタイザはAWGと同様に優れたパフォーマンスを備えています。 ユーザーは、250 MS/s のサンプリングレートと16ビットの分解能、または500 MS/sのサンプリングレートと14ビットの分解能を提供するモデルから選択できます。 各入力チャネルは、±200 mVから±10 Vフルスケールまでの6つの選択可能な入力範囲、信号オフセット、および、50 Ωまたは1 MΩの入力インピーダンスをプログラム可能です。 AWGとデジタイザはどちらも、ほぼすべての出力またはサンプリングレート設定を選択できる柔軟なクロッキングシステムを有しており、ユーザーは必要な速度で信号を生成または収集できます。

詳細説明(和文)
主な仕様(和文)
主な仕様 80xx/81xx(英文)
主な仕様 82xx(英文)
hybridNETBOXの詳細な説明とその応用例
【ビデオ】hybridNETBOX

SpectrumのソフトウェアSBench6の洗練された新機能

ドイツのSpectrum社は、その強力なソフトウェアSBench6にカスタマイズ、自動化、および補間機能を追加します

Spectrum社の130種類の高性能デジタイザ、55種類の任意波形発生器、5種類のデジタルI / Oを制御するために使用されるソフトウェアSBench6-Professionalに多数の新機能が追加されました。SBench6は、計測制御、データ収集、生成、表示、分析、および文書化のための使いやすいグラフィカルインターフェイスを提供します。 新機能は、ほとんど無料で、自動化のための機能を追加するだけでなく、信号処理と測定精度のためのソフトウェアの機能を向上させることにより、SBench6ソフトウェアの多様性を拡張します。
・スクリプトツールによる簡単な自動化(Auto sequence)機能
・データ補完による測定精度向上
・演算機能のユーザカスタマイズ(オプション)
・便利なPreview機能

 

fig2_interpolation_highres

 

News
詳細説明(和文)
SBench6 Datasheet

 

hybridNETBOX – 1つのボックスにマルチチャネルAWGとデジタイザ

電子信号を同時に生成、取得、分析できる単一の機器

Spectrum社は、1つのボックスにマルチチャネルAWGとデジタイザを持つhybridNETBOXを発売しました。
hybridNETBOXは、信号の生成と集録を同時に行う必要があるアプリケーション向けのエキサイティングな新しい計測プラットフォームです。 2、4、または8ペアのマッチしたAWGチャネルとデジタイザチャネルを選択できる6つのモデルがあり、出力レートとサンプリングレートは40、80、125 MS/sです。これらの製品は、電子信号を同時に生成および取得する機能を備えているため、自動閉ループまたは刺激応答タイプのテストを実行する必要がある測定システムに最適です。たとえば、レーダー、ソナー、ライダー、超音波などの「echo」信号を再現出力して、それを取得する事ができます。マルチチャネル機能により、送信機と受信機のアレイが使用されている場合でも、をテストできます。
hybridNETBOXは、コンポーネントとサブアセンブリを高速かつ自動化された方法でテストする必要があるATEアプリケーションにも適しています。 DUTとUUT(テスト中のデバイスまたはユニット)の機能と許容誤差を、多数の簡単に調整できる複雑な信号で実行することにより、すばやく確認できます。この強力なテストプロセスは、バステスト、MIMO通信、回路検証、メカトロニクス、ロボットなどの多くのアプリケーションに展開できます。

 

詳細説明(和文)
hybridNETBOXの詳細な説明とその応用例

高速PCIeデジタイザに8ラインのデジタル入力が追加されました

高速デジタイザで、アナログ信号とデジタル信号の同期収集が可能

Spectrum社は、PCIeデジタイザの、高速・高分解能シリーズ用に、新しいデジタル入力オプションM4i.44xx-DigSMAを発表しました。このオプションは、既存のデジタイザカード(ベースカード)の隣に装着される追加モジュールであり、8ラインのデジタル入力を備えています。デジタル入力モジュールは、クロックとトリガをベースカードと共有しており、デジタル入力とアナログ入力が完全に同期してのデータ収集が可能です。幅広いミクストシグナル試験アプリケーションに、同期のとれたアナログ・デジタル信号計測は、理想的な組み合わせとなります。このオプションは、現行の”44”シリーズ全機種に対応しています。サンプリングレートは250 MS/sと500 MS/s、チャネル数は2または4です。アナログ入力チャネルの増設には、Star-Hub(Spectrum独自のクロックとトリガの分配システム)を使うことにより、最大8枚のデジタイザカードを連結することが可能となります。

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digitizerNETBOXにミックスドモード試験向けのデジタル入力オプションが追加されました

全19チャネルのアナログ・デジタル信号の同期捕捉が可能

SPECTRUM社は、強力なミックスドモード試験用のオプションを追加することにより、定評のあるdigitizerNETBOXの機能を強化しました。この新しいオプションは、同期サンプリングが可能な8チャネルモデル4機種(サンプリングレート5 MS/s, 20 MS/s, 40 MS/s, 125 MS/s、分解能16ビット)に関して選択が可能です。
この新しいオプションでは、8チャネルのデジタル入力が、標準装備の3チャネル多用途デジタル入出力(I/O)に追加され、デジタル入力は全部で11チャネルになります。データ収集は、8チャネルのアナログ信号と11チャネルのデジタル信号を、同時に、完全に同期した状態で行えます。この19チャネルは全てフロントパネルのBNCコネクタを介して簡単に接続することができます。デジタイザには、試験システムの構築に必要なソフトウェアと様々なツールが用意されています。試験システムの例としては、メカトロニクス、ロボティクス、振動の研究、制御系、データバス解析、オートメーション、モーションコントロールなど多岐にわたります。

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