株式会社エレクトロニカ IMT事業部 株式会社エレクトロニカ IMT事業部

WHAT'S NEW

スペクトラム社、最大16チャネルのGHz帯デジタイザシステムを実現

スペクトラム社、最大16チャネルのGHz帯デジタイザシステムを実現

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)はこの度、新しく、最高10 GS/sの超高速サンプリングスピードでマルチチャネルデータ収集システムを構築できるユーザーフレンドリーなオプションを提供します。この新たなオプションStar-Hubは、当社のPCIeデジタイザのフラッグシップモデル(M5i.33xxシリーズ)を最大8台まで接続可能です。個々のカード間でクロックとトリガ信号が共有され、全チャネルにおける位相遅延とタイミングスキューを最小限に抑えます。Star-Hubは、マルチチャネルシステム内の任意のM5iシリーズのカードの1枚にピギーバックモジュールを取り付けることによりインストールされます。高い精度でマッチングされ、シールド処理された同軸ケーブルを用い、そのボードは各モジュールにクロックを分配し、トリガイベントをシステムクロックと正確に同期させます。

詳細説明(和文)

詳細説明(英文)

デジタイザでサンプリングレート10GS/sの連続データストリーミングが可能に

6時間以上に及ぶデータの保存と連続した信号処理をCOTS(市販の既製品)で実現

デジタイザなどの計測機器メーカであるスペクトラム・インスツルメンテーション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)はこの度、データ収集分野に新たなスタンダードを確立すべく、同社の主力デジタイザカード「M5i.33xx」シリーズに新しいストリーミングモードを追加しました。このモードが加わったことにより、これら超高速ADC(A/Dコンバータ)カードは、最大サンプリングレート10GS/sで連続的にデータを取得、ストリーミング、解析することが可能になります。また、この新機能により、エンドレスな信号処理が可能なGPUや、何時間でも記録し続けられるストリーミングシステムを構築するためのSSDアレイなど、COTS(市販の既製品)のPCテクノロジーと同シリーズデジタイザを併用できるようになります。

詳細説明(和文)

詳細説明(英文)

新しいデジタイザカードは4.7GHz信号の取得と分析を実現します

スペクトラム社の新しいフラグシップモデルは、10GS/sサンプリングレート、12ビット分解能、4.7GHz帯域幅、12.8GB/sデータストリーミング速度を合わせ持ちます。

デジタイザなど計測機器のメーカであるスペクトラム・インスツルメンテ-ション社(本社ドイツ・グロースハンスドルフ /以下、スペクトラム社)は、フラグシップモデルである高速PCIeデジタイザM5iシリーズに、−3dB減衰で最大4.7GHz、−5dB減衰でも5GHzという超広帯域幅を持つ2種類の新しいモデルを追加しました。新しいモデルは、シングルチャネルのM5i.3360と、デュアルチャネルのM5i.3367です。各カードはともに、12ビット垂直分解能で最大10GS/sのサンプリングを実現でき、特にGHz帯の信号を正確に取得・解析できるよう設計されています。広帯域幅に高速サンプリング性能を組み合わせたことにより、DCからナイキストリミット(サンプリング周波数の1/2、最大5GHz)までの任意の信号の周波数成分を解析することができ、非常に高速な信号を扱うレーザーシステム、半導体テスト、分光分析、反射率測定、その他さまざまな高周波アプリケーションに最適です。

詳細説明(和文)

詳細説明(英文)

2023.08.23

当社が第41回レーザセンシングシンポジウムに出展いたします

第41回レーザセンシングシンポジウムへの出展のご案内

 

つくば市の研究交流センターで開催予定の「第41回レーザセンシングシンポジウム」に

出展のご案内を致します。

 

■第41回レーザセンシングシンポジウム

開催日時  9月7日(木)9月8日(金)

会場    つくば市研究交流センター

 

■展示品紹介

Lidarの信号測定分野に貢献できる当社が扱っているPCIeデジタイザ、AWG(任意波形発生器)を紹介いたします。

 

・高速デジタイザ

M5i.33xx-x16(PCIe3.0(x16) データ転送速度 12.8 GB/s

2チャネル、12ビット、サンプリングレート~10 GS/s、帯域 DC-3 GHz

 

M4i.44xx-x16(PCIe2.0(x8) データ転送速度 3,2 GB/s

2チャネル、14/16ビット、サンプリングレート~500 MS/s、帯域 DC-250 MHz

 

M2p.59xx-x4(PCIe1.0(x4) データ転送速度 700 MB/s

1~8チャネル、16ビット、サンプリングレート 125 GS/s

 

・高速AWG(任意波形発生器)

M4i.66xx-x8(PCIe2.0(x8) データ転送速度 3.2 GB/s

1~4チャネル、16ビット、サンプリングレート625 MS/s 1.25 GS/s

帯域 200 MHz 400 MHz

 

M2p.653x-x4(PCIe1.0(x4) データ転送速度 700 MB/s)

1~8チャネル、16ビット、サンプリングレート40 MS/s 125 MS/s

 

*上記デジタイザ及びAWGでは下記のタイプもあります。

NETBOX(多チャネルタイプ)、PXIeタイプ

以上

スペクトラム社の超高速デジタイザカードが、 LIDARシステムによる実世界データを使用した革新的な3D乱流シミュレーションに採用

スペクトラム社の主力デジタイザカードで超高層ビルのデザインを最適化

スペクトラム社が提供する超高速デジタイザカードM5i.3321がこの度、革新的な3D乱流モデルに採用されました。高層建築物を設計する際、一般的な手法として縮尺模型を用いた風洞実験が行われます。この実験は50年以上にわたり公認とされていますが、ピーク荷重を過小評価する問題が指摘されており、安全マージンを確保するためには補正係数を適用する必要があります。もう1つの欠点は、現実には突風や大きな風の渦が一度に様々な方向から吹くことがあるのに対し、風洞実験の風は一方向からしか吹かないという点です。デンマークのVind-Vind社はこれに対処すべく、自然条件下での建物への風の影響を反映させた乱流モデルを新たに開発しています。このモデル生成には、精度を高めるため、10nsパルスレーザーを用いるLIDARシステムで収集した実世界データが使用されています。空気中の粒子がレーザーを反射する際、ドップラー効果で生じる戻り光の変化は、スペクトラム社の最新主力製品である超高速デジタイザカードM5i.3321を介して解析されます。

 

詳細説明(和文)

詳細説明(英文)